国宝「紅白梅図屏風」と重文「風神雷神図屏風」を39年ぶりに一堂に展観
光琳をはじめとする琳派の名品もお楽しみいただけます
MOA美術館では、尾形光琳(1658-1716)の最晩年に制作されたと考えられる国宝「紅白梅図屏風」と重文「風神雷神図屏風」(東京国立博物館蔵)を39年ぶりに一堂に展観。
国宝「紅白梅図屏風」は、中央の水流を隔てて紅白の梅樹が対峙する緊張感のある構図で、梅花や水流には意匠的な表現とあいまって光琳の画業の集大成といわれています。
重文「風神雷神図屏風」は、光琳が私淑する俵屋宗達(?-1643)の名品を忠実にトレースして描き上げたもので、そのモチーフや構図から国宝「紅白梅図屏風」との関連性が指摘されています。
今回の展覧会では、この同時展観の他、宗達作品の学習から生まれた光琳の名品や所蔵の琳派作品を紹介します。
その他にも、安田靱彦筆「風神雷神図」(遠山記念館)やNHK Eテレ『びじゅチューン!』で知られる井上涼氏の「風神雷神図屏風デート」など、風神雷神をテーマとする近現代の作品もあわせて紹介します。
また、もみじが色づき始める季節ですので、茶の庭にて紅葉とお食事、お茶をお楽しみください。
開催日時 | 2024年11月1日(金)~2024年11月26日(火) 9:30-16:30(最終入館は16:00まで) |
場所 | MOA美術館 |
住所 | 〒413-8511 静岡県熱海市桃山町26-2 |
お問い合わせ先 | MOA美術館 【TEL】0557-84-2511 |
ホームページ | https://www.moaart.or.jp/ ※展覧会や施設の詳細情報についてはリンク先をご確認ください |