ガラス造形作家 藤田喬平の幅広い造形世界をお楽しみください
藤田喬平(1921~2004)は、日本の現代ガラス界における先駆者の1人です。
数多く残された作品の中でも、「飾筥(かざりばこ)」のシリーズは、日本の伝統的な美の世界を箱の形態で表現した、作家の最も特色あるガラス造形と言えるでしょう。
また、ガラス工芸の長い伝統を持つヴェネツィアに渡り、レース模様や色とりどりのカンナ(ガラス棒)を用いた繊細で華麗な器も制作しました。
黄金崎クリスタルパークには、こうした「飾筥」や花器などに加え、無色透明なクリスタルガラスのオブジェが収蔵されています。色ガラスの作家として知られる藤田喬平が、1980年代初めにスウェーデンに赴き、クリスタルガラスという素材に深く関心を寄せて取り組んだ、稀少な意欲作です。
2024年は、作家の没後20年となります。逝去の2年程前に、ガラス工芸の分野では初となる文化勲章を受章。
この機会に、ガラス造形作家 藤田喬平の幅広い造形世界を、黄金崎クリスタルパークの収蔵作品をとおしてお楽しみください。
開催日時 | 2024年6月22日(土)~2024年12月10日(火) |
場所 | 黄金崎クリスタルパーク |
住所 | 〒410-3501 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須2204-3 |
お問い合わせ先 | 【TEL】0558-55-1515 |
HP | https://ikoyo-nishiizu.jp/crystal/ |