【近代館】では平安時代の仏像を、【近代館】ではさまざまな物語を描いた作品をご紹介
【仏教館】特別展 仏像でみる伊豆の平安時代
最近、紫式部や清少納言が生きた、平安時代(10世紀後半~11世紀前半)に注目が集まっています。
紫式部の『源氏物語』、清少納言の『枕草子』は有名ですが、この時代に朝廷で権勢をふるった藤原道長も日記『御堂関白記』を残しており、当時の貴族たちの生活や考え方を知ることができます。
その一方で、同じ時代の地方については文献資料がほとんど残っておらず、上原美術館がある伊豆についても、その歴史や人々の営みはあまり明らかになっていません。
しかし、伊豆には、平安時代の人々の心のよりどころとなった仏像が意外に多く伝えられています。
本展は、文献ではうかがうことが難しい、伊豆の平安時代を、仏像を通じて考え、感じてみようと試みる展示会です。
【近代館】ものがたりをよむ
古くから人々に親しまれてきた「ものがたり」は、歴史や文化を越えて自由に想像の世界を楽しむことができます。
そして、そこに広がる豊かな世界に心ひかれた画家たちによって、多くの魅力的な絵画が生み出されてきました。
本展では、さまざまな「ものがたり」を主題とした絵画を紹介します。
これらの作品に寄り添って、耳をかたむけてみてください。
描かれた作品が、あなただけにそっと語りかけてくれるはずです。
画家たちが生み出した多様な「ものがたり」の世界をどうぞお楽しみください。
開催期間 | 2024年10月5日(土)~2025年1月13日(月・祝) 9:30~16:30(入館は16:00まで) |
場所 | 上原美術館 |
住所 | 〒413-0715 静岡県下田市宇土金341 |
入館料 | 大人:1,000円 / 学生:500円 / 高校生以下無料 ※仏教館・近代館の共通券です |
お問い合わせ先 | 上原美術館 TEL:0558-28-1228 |
ホームページ | https://uehara-museum.or.jp/ |